「運が悪い」のではなく、気づかないうちに自分で遠ざけているのかもしれません
「自分にはチャンスがない」
50代になると、そんな言葉を聞くことがあります。
会社では若い世代が中心になり、昇進の機会も減ってくる。
転職も簡単ではない。
新しいことを始めようとしても、「今さら…」という気持ちが出てくる。
そんな状況では、「チャンスなんて自分には来ない」と思ってしまうのも無理はありません。
でも、いろいろな人を見てきて感じることがあります。
チャンスがない人よりも、チャンスに気づかず通り過ぎてしまう人の方が多いということです。
今日は、50代が知らないうちにチャンスを逃してしまう共通点についてお話しします。
■ ① 完璧なタイミングを待っている
「もう少し準備してから。」
「もう少し勉強してから。」
「時間ができたら始めよう。」
こう考える人は少なくありません。
もちろん準備は大切です。
でも、現実には100%準備が整う日はなかなか来ません。
チャンスは、準備万端の人ではなく、「まずやってみよう」と動いた人のところにやってくることも多いものです。
完璧なタイミングを待ち続けるうちに、そのチャンスは誰かのものになってしまいます。
■ ② 「自分には無理」と決めつけている
50代になると経験が増える一方で、自分の限界も勝手に決めてしまいがちです。
「若い人には勝てない。」
「ITは苦手だから。」
「副業なんて自分には無理。」
でも、本当にそうでしょうか。
年齢だけで可能性を閉ざしてしまうのは、もったいないことです。
経験や人との信頼関係は、50代だからこその強みでもあります。
■ ③ 情報収集だけで終わってしまう
本を読む。
YouTubeを見る。
ネットで調べる。
知識はどんどん増えていく。
でも、行動は変わらない。
前回のブログでも書きましたが、情報は行動するためのものです。
知識だけでは人生は変わりません。
一歩踏み出した人だけが、新しい景色を見ることができます。
■ ④ 「失敗」を怖がりすぎる
50代になると、失敗したくない気持ちが強くなります。
家族もいる。
生活もある。
だから慎重になる。
それは自然なことです。
でも、失敗を避けようとするあまり、何もしなければ成功する可能性もゼロになります。
大切なのは、大きな失敗を避けることではなく、小さく挑戦することです。
■ ⑤ 人とのつながりを減らしてしまう
意外と見落としがちなのが、人との出会いです。
チャンスは、求人サイトや広告だけではありません。
誰かとの会話。
久しぶりの再会。
知人からの紹介。
そんなところから生まれることもあります。
家と会社の往復だけでは、新しい出会いはなかなか増えません。
少しだけ行動範囲を広げるだけで、思わぬきっかけが生まれることがあります。
■ ⑥ 「今さら」という言葉を使う
「今さら始めても遅い。」
この言葉は、とても便利です。
挑戦しない理由になります。
でも、本当に遅いのでしょうか。
60代、70代になってから、「50代のときに始めておけばよかった」と後悔する人も少なくありません。
50代は、まだまだ新しいことを始められる年代です。
■ チャンスは「探す」ものではなく「動く」と見えてくる
「良い話がないかな。」
「チャンスが来ないかな。」
そう待っているだけでは、何も変わりません。
実際には、小さな行動を始めた人ほど、新しい情報が入り、人との出会いが増え、結果としてチャンスが増えていきます。
つまり、チャンスは偶然ではなく、行動の先にあることが多いのです。
■ 私自身も遠回りをしました
会社を離れたあと、私もたくさん迷いました。
いろいろな仕事を経験し、フランチャイズにも挑戦しました。
振り返ると、「もっと早く動けばよかった」と思うこともあります。
でも、その経験があったからこそ今があります。
遠回りに見えた経験も、無駄ではありませんでした。
だから私は、失敗しないことより、小さく動き続けることの方が大切だと感じています。
■ 最後に
チャンスを逃す人に共通しているのは、能力の差ではありません。
「まだ早い。」
「今さら。」
「もう少し調べてから。」
そんな言葉で、自分の可能性にブレーキをかけてしまうことです。
50代は、人生をあきらめる年代ではありません。
これまで積み重ねてきた経験を活かし、新しい一歩を踏み出せる年代です。
大きく変わる必要はありません。
まずは一歩だけ動いてみる。
その小さな行動が、新しいチャンスにつながるかもしれません。
同じように迷い、遠回りをしてきた一人として、私はそう思っています。