◎経歴
1990年4月
大手建設機械製造メーカー入社
2017年5月
自己都合退職(50歳の時)
◎資格
JHA認定心理カウンセラー/セカンドキャリアアドバイザー/介護初任者研修
運行管理士/大型自動車/大型特殊/けん引/フォークリフト
移動式クレーン運転士/玉掛け
私は、大手建設機械メーカーに28年間勤務しました。
管理職として働き、安定した道を歩んでいるつもりでした。しかし、3度目の早期退職募集が始まったとき、
会社の厳しい現実を突きつけられました。仲間の多くが退職を選び、私は残る決断をしました。
けれど一年後、私自身も自主退職することになります。
仲間もいない。相談できる人もいない。
あのときの孤独は、今も忘れていません。
「何とかなる」そう思い、若い頃に取得した大型免許を活かし、
運転手として働き始めました。しかし、昼夜逆転の生活と長時間労働。
体力も気力も続かず、3か月で退職。
『他に仕事はないかな・・』といろいろ探すものの、50代ともなると選択肢は一気に狭くなります。
元サラリーマンは特別なスキルや資格がないと再就職は厳しい。50代の求人は運転手、介護職員、
警備員、清掃員、また年齢不詳と記載されている求人は実際には面接すら出来ないことも多々ありました。
そのとき初めて『年齢』という厳しい現実を突きつけられました。
そうは言っても『とにかく生活費を稼がなくては』と人手不足の介護職へ。県の支援を利用し、
介護資格(初任者研修)を取得、高齢者施設へパート職員として入社。しかし、あまりの低賃金に加え、
利用者さんからの暴言、暴力(一部の人)と下のお世話が辛く、1年で退職。その後は、機械工、テレアポ、
タイヤ買取、不動産屋手伝い、任意売却、特殊車両の誘導など、様々な職を転々とし、
サラリーマン時代では考えられない経験をしました。
「それなら自分でやるしかない。」そう考え、フランチャイズ2社に加盟しました。
説明会では夢のある話が並びましたが、現実は違いました。
サポートは十分ではなく、最後は「個人事業主だから自己責任」と言われました。
加盟金、道具、車両、ロイヤリティ、解約費用。気がつけば、貯金はほぼゼロになり、
1日キャベツ半分生活。
正直に言えば、この年になって「自分は何をしているんだ」と何度も思いました。
50歳を過ぎたある日、こう思いました。「このままで終わっていいのか。」
そして同時に、こうも思いました。「同じように、一人で悩んでいる50代がいるはずだ。」
私は成功者ではありません。いまも試行錯誤の途中です。
でも一つだけ、
はっきりと言えることがあります。50代の判断は、一人で抱え込んでいいものではない。あのときの自分に、誰かがいてくれたらと思うからです。
起業を考えている方。起業したがうまくいっていない方。転職やフランチャイズで迷っている方。
私は、
何を選ぶかを決める人ではありません。不安や焦りのまま決めないために、一度立ち止まり、整え、自分の意思で決め直す時間をつくっています。
50代からでも、人生は立て直せます。派手に変わらなくていい。
でも、もう一度、自分の人生を取り戻すことはできる。私は、そう信じています。