近年、フランチャイズの中でも人気が高いのが
ブランド品・金・リサイクルなどの買取ビジネスです。
説明会ではよく次のような魅力が語られます。
・在庫を持たなくていい・利益率が高い
・未経験でもできる・1人でも始められる
確かに一見すると、とても魅力的なビジネスに見えます。
特に50代で起業を考えている方にとっては
・体力仕事ではない・店舗でできる・未経験でも始められる
という理由から、興味を持つ人が多い業種でもあります。
しかし、契約する前に知っておいてほしい現実もあります。
ここでは、フランチャイズの買取ビジネスを検討する前に
知っておきたいポイントをまとめました。
買取ビジネスのフランチャイズは
「在庫を持たないので低資金で始められる」と言われることがあります。
しかし実際には
ある程度まとまった資金が必要になります。
フランチャイズによって差はありますが一般的には
300万円〜1000万円程度かかるケースが多いと言われています。
買取フランチャイズの開業資金には、主に次のような費用があります。
加盟金
100万円〜300万円
研修費
30万円〜100万円
店舗内装費
100万円〜300万円
看板・設備費
50万円〜150万円
広告費(開業時)
20万円〜100万円
運転資金
100万円〜300万円
このように「在庫を持たない」と言われるビジネスでも
実際には数百万円の資金が必要になるケースが多いのが現実です。
買取ビジネスは
お客様が商品を持ってくることで仕入れが成立するビジネスです。
つまり、お客様が来なければ商品も仕入れられません。
説明会では
・本部のブランド力・広告サポート・集客ノウハウ
などの話を聞くことが多いと思います。
しかし実際には
集客の多くはオーナー自身の努力に左右される
という現実もあります。
例えば
・立地・地域の人口・競合店
などによって集客は大きく変わります。
買取ビジネスは安く買って高く売る
というシンプルなビジネスです。
しかし実際には、ここが一番難しい部分でもあります。
扱う商品は
・ブランドバッグ・時計・金や貴金属
・カメラ・骨董品・家電
など多岐にわたります。
買取価格を高くしすぎると利益が出ません。
逆に安すぎるとお客様は売ってくれません。
つまりこの仕事は
商品知識と経験、そして判断力が必要な仕事とも言えます。
買取ビジネスは、お客様にとって
大切な物を手放す場面でもあります。
そのため
・思ったより安かった・他のお店の方が高かった・説明が足りない
など、トラブルになるケースもあります。
接客や説明が苦手な人にとっては、ストレスを感じることもあります。
説明会では
・月商・成功事例
が強調されることが多いです。
しかし実際には
・店舗家賃・広告費・ロイヤリティ・人件費
などのコストもかかります。
そして買取ビジネスは
商品が安定して入らないと売上も安定しません。
その結果
「思ったより利益が残らない」というケースもあります。
フランチャイズを検討するとき多くの人が気にするのは
「儲かりそうかどうか」です。
しかし本当に大切なのは「自分に合っているかどうか」です。
例えば・接客が好きか・商品知識を学ぶのが苦にならないか
・集客を続けられるか
こうした部分が実はとても重要です。
50代で起業を考えるとき、焦って決めてしまうと
「こんなはずじゃなかった」と後悔することもあります。
だからこそ
説明会の話だけで判断するのではなく
現実もしっかり知ったうえで選ぶことが大切だと思います。