その場の空気で決めないために
フランチャイズを検討していると、
ほぼ必ず通るのが「説明会」。
実際に話を聞いて、
イメージも湧くし、
「これならいけるかも」と思いやすい場でもあります。
でも正直に言うと、
説明会の空気は、かなり“決めたくなる空気”です。
これは悪い意味ではなく、
そういう設計になっている。
だからこそ今日は、
その場の流れに乗りすぎないために、
冷静に見ておきたいポイントをまとめます。
■ ポイント①
「成功例」だけで判断していないか
説明会では、
うまくいっている事例が多く紹介されます。
・月商○○万円
・未経験から成功
・短期間で安定
もちろん嘘ではないと思います。
でも大事なのはここ
それが「全体の中でどの位置か」
・平均なのか
・上位なのか
・かなり例外なのか
ここを確認しないまま、
「自分もこうなれるかも」と思うと、
期待値がズレます。
■ ポイント②
「都合のいい数字」だけを見ていないか
説明会では、
売上や利益の話も出てきます。
でもここで気をつけたいのは、
✔ 経費はどこまで含まれているか
✔ 自分の生活費は入っているか
✔ 想定稼働時間は現実的か
数字は“見せ方”で印象が変わります。
50代の場合、
体力や時間の使い方も重要なので、
「その働き方を続けられるか」もセットで見てください。
■ ポイント③
「サポート内容」を過信していないか
よくある説明
・しっかりサポートします
・未経験でも安心です
・本部がバックアップします
安心しますよね。
でもここは、
かなり具体的に聞いたほうがいいです。
・どこまでサポートしてくれるのか
・いつまで続くのか
・うまくいかない時はどうなるのか
“言葉”ではなく“中身”を確認する。
これだけで見え方が変わります。
■ ポイント④
その場の「空気」で前向きになっていないか
説明会って不思議で、
・成功事例を聞く
・前向きな話が続く
・担当者の熱量がある
この空気の中にいると、
自然と気持ちが上がります。
そして、
「これ、やらないともったいないかも」
と感じ始める。
これ、すごく自然な反応です。
でもその感情、
その場の空気の影響かもしれない。
一度外に出て、
冷静な自分に戻れるかが大事です。
■ ポイント⑤
「今決めたほうがいい」と感じていないか
・今だけの条件
・枠が埋まりそう
・早い方が有利
こういう話が出たとき、
少し注意です。
本当にいい話なら、
少し考える時間があっても価値は変わらない。
逆に、
急がないと決められない話は、
自分に合っていない可能性もあります。
■ ポイント⑥
「今の自分の状態」で判断できているか
これが一番大事かもしれません。
説明会の内容ではなく、
自分の状態を見る。
・焦っていないか
・不安が強すぎないか
・冷静に考えられているか
状態が整っていないと、
どんな情報も歪んで入ってきます。
■ 私自身の反省
正直に言うと、
私も説明会の空気に影響されました。
「これならいけるかも」
「自分も変われるかもしれない」
そう思ったのは事実です。
でも今振り返ると、
もう少し冷静に見てもよかったな、と感じています。
内容の問題というより、
自分の状態の問題でした。
■ 50代は「決めない力」も大事
説明会に行くと、
どうしても「決める前提」で考えがちです。
でも50代は、
✔ その場で決めない
✔ 一度持ち帰る
✔ 人に話す
これができるかどうかで、
その後がかなり変わります。
■ まとめ
フランチャイズ説明会は、
とても参考になります。
でも同時に、
判断を加速させる場でもあります。
だからこそ、
・数字を冷静に見る
・成功例の位置を確認する
・サポートの中身を見る
・自分の状態をチェックする
この視点を持っておくだけで、
後悔の確率はかなり下がります。
■ 最後に
説明会で感じた
「いいかも」という気持ち。
それ自体は大切です。
でも、
その気持ちのまま決めなくていい。
一度外に出て、
少し時間を置いて、
自分の状態で判断する。
50代は、
スピードより、納得感。
同じところで迷った一人として、
そんな視点を持ってもらえたら嬉しいです。